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【現在空きあり 見学・体験随時受付中】「もしかして、それ、お子さん自身が困っているかも?」

 こんにちは。

横浜市旭区白根のSTELLA KID(ステラキッド)鶴ヶ峰教室です。

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4月24日(水)10:00〜11:00  教室開放イベントを開催します。 
詳しくは教室ホームページをご覧ください。 
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今日のテーマは「落ち着きのないお子さん」についてです。 

 

 小さいお子さんは、自分が困っていても正確にお友だちや大人に伝えることができません。それが行動に現れ、時にはまわりを困らせてしまうことも・・・・。

元気な幼児は落ち着きがないものですが、それを差し引いても、つねに動き回ってじっとしていない、座っているときでも身体のどこかを動かしている、広い場所ではすぐに走り回るなどの行動が頻繁にみられたら「あれっ?」と思うところです。単に「聞き分けがない子」「行儀が悪い子」ではないのかもしれません。

 

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 このような多動性は衝動性とも結びついています。よく考える暇もなく動作を始めてしまうため、けがをしてしまうことが多くあります。

 また、保育者の説明や指示が長いと活動自体にたどり着けない場合もあり、子どもの注意が容易にそれてしまい、もっと刺激のあるものに向かってしまうことがあります。

 ・幼稚園、保育園の集団のなかで、列から飛び出してしまう。

 ・ユラユラと動いてしまう。

 ・言語表現では、話し始めるとなかなか話しを止められない

 ・周りの状況を見ずに会話や遊びに入ってくるといった行動になります。

 

 じっとしていることが苦手な子どもにとって集団活動は、自分のペースを保つことが出来ない苦手な活動となるのです。

そうした苦手を抱えるお子さんへの支援では、物事に集中しやすいように人的・物的に環境構成を整えることが有効です。

 まずは、何が子どもの集中を散漫にさせているのか、丁寧に様子を見ることから始めましょう。

 

 

じっとしていることが苦手…なぜ?


【状況の理解ができない場合】
①日常の活動を通して子どもの理解力がどのくらいあるかを把握する。
②絵と言葉の2つを組み合わせた説明で、理解しやすく伝える(絵カード)。
③短い時間から活動に参加し、少しずつ活動を長くする。
④落ち着いて参加できたら褒めてあげる。


 活動を始める前に絵カードを子どもに見せ、目的を伝えてから始めるようにします。

そうすることで場面の理解と先の見通しをもって活動に取り組みやすくなります。

 落ち着いて活動をやり終えたら、子どもを褒めてあげます。子どもは、出来た喜びと満足感、達成感を持ち次回の活動意欲につながります。

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絵カード


【環境や刺激に反応する場合】
①室内の掲示物や遊具などが適切であるかを確認する。
②室内の広さ、明るさ、音の大きさなどの刺激となる要因を確認する。
③刺激を減らすために、必要に応じて環境の整理をして活動をします。


活動に不要なもの、子どもの目に入ってしまうものなど整理し、部屋・机を仕切ったりするなどして、集中して活動に取り組める環境作りをする事が有効です。

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【身体のどこかを無意識に動かしている場合】
①意識が活動に向いているか、子どもの視線で確認しましょう。
②じっとしていないながらも、活動に参加しているかを確認しましょう。
③参加できているようなら、そのことを評価して褒めましょう。


例えば、絵本を聞くときは、床にマットを敷き、「マットの上に座った時は静かに絵本を聞く時」と、子どもが目でみて分かるように環境を整えてあげると、子どもも場面を理解して、静かに絵本を見ることができます。

 

ただし、理解しておかなければならないのは

子どもたちは、一回ではこれらの事が定着しない。

という事です。

 

これは大人でもそうですが、発達に凸凹があるお子さんは物事を習慣化するにはとても時間がかかるものです。

それを理解していないと、子どもを「褒める」どころか、「なんでこんなこともできないの!」と怒ってしまい、子どものやる気を削いでしまうこともあるのです。

 

繰り返しの療育で身に着けていく。

 

そうした気持ちを保護者や支援者は常に忘れないように努めることが大切なのです。

 

 

児童発達支援事業所STELLA KIDは、幼少期から丁寧に、そして繰り返し向き合い、寄り添っていくことが子どもたちの生きていくための大切な力を育んでいきます。

 

 当教室のポーテージプログラムは、発達に遅れや偏りがある乳幼児について、なるべく早い時期から発達支援を行うものです。

 一人ひとりの子どもの発達に応じた個別プログラムと、集団の中での療育にアプローチする集団プログラムを取り入れており、子どものABA(応用分析行動)の原理をもちいて、指導の目標や結果を正確に記録しながら、スモールステップで行動目標の達成を目指します。

 

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当教室では
・じっとしていられない
・こだわりが強い
・感情の調整が難しい
・人の気持ちを読むことが難しい
・お友達とのトラブルが多い
・言葉の遅れを感じる
・抽象的な表現が苦手
・発達に心配がある
・不器用
・視線が合わない
・幼稚園、保育園、小学校への就学が不安だなどの保護者の方々・お子さんの困り感をサポートいたします。

 

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