お問い合わせ℡:045-442-3097

STELLA KID(ステラキッド)【放課後等デイサービス開設準備中!】こどもたちの見る力

こんにちは。

児童発達支援事業所STELLAKID鶴ヶ峰教室です。

 

手先が不器用で、お箸やはさみをうまく使えない。

ものや人によくぶつかる。

ボールあそびが苦手。

 

お子さんに、こんな様子が見られたら

原因のひとつに「見る力」の弱さが考えられる場合があります。

 

今回はこの「見る力」のお話しです。

 

 

 

「見る力」は、「視力」だけでは測れません!

 

「見る力」といって第一に思い浮かぶのは「視力」ですよね。

 

視力検査といえば、あの C のような形(ランドルト環と呼ぶそうです。)が並んでいる表を使う方法が一般的ですね。
そのことからも分かるように、

視力とは、止まっていて動かないものを見分ける力です。

 

ところが、実際の日常生活や学習場面ではこの「視力」だけでは足りません。

 

たとえば投げられたボールを受け取るだけでも 

  1. 飛んでくるボールへ視線を動かし、それを追う(眼球運動)
  2. 自分との距離を把握する(視空間認知)
  3. 見えている情報を脳に伝え、手を伸ばす(眼とからだのチームワーク)

このように3つの「見る力」を必要とします。

 

 

f:id:stellakid01:20200722091441j:plain

「見る力」が弱くなっている子どもたち

 

「見る力」は、なにもせずに身につくものではありません。

様々なものを見たり触ったり、体を動かしたりする体験を重ねて身につけていくものです。

 

近年、生活環境が変わり、広い屋外あそびをする機会が減りました。

TVやゲーム機などの小さな画面を見続ける屋内あそびばかりでは、眼も体も大きく動かすことはほとんどありません。

そのせいか、以前と比べて「見る力」が十分に育っていない子どもが増えているのだそうです。

  

見逃されてしまいやすい「見えにくさ」

 

「見る力」が弱く「見えにくさ」を抱えていたとしても他人と比べることができない感覚ですから自覚するのは難しいでしょう。周囲の人にもわかり辛いという問題をかかえています。

 

気づかないまま小学校に上がり、
読み書きがみんなと同じようにできない、ボールあそびに参加できないなど、劣等感を感じる場面が繰り返され、自信を失い消極的になってしまうこともあるようです。

 

そうならないためには、早めに周囲の大人が気づいてあげる必要があります。
また、気になることがあれば、専門家に相談することも大切でしょう。

 

でも、見える力をつけるために家庭でもできることが、意外とたくさんあります。
いくつかご紹介しましょう。

 

家庭でできること

★掃除のお手伝い★

紙くずを床に落として、子どもに掃除機で吸い取ってもらう。


「汚れやごみを見つけ(眼球運動)、手を使って取り除く(眼と手のチームワーク)」という見る力を鍛えます。
はじめは紙くずを大きめにしたり色紙にしたりして目立つような工夫をしましょう。

f:id:stellakid01:20200722091939j:plain



★料理のお手伝い★

計量カップやスケールを使って、材料を量る。


「材料を目盛りに合わせて入れていきます。(眼と手のチームワーク)」はじめは目盛りに目印をつけるなど、見やすい工夫をしてお願いするようにしましょう。

 

★洗濯物をたたむお手伝い★

タオルの角と角を合わせる。左右の靴下を探して組み合わせる。

これらも眼と手を動かす作業です。ゆっくりとした動作でお手本を見せてあげましょう。
多少ずれていても、うまくできたところをほめて子どものやる気を引き出すことが大切です。

 

★さんぽ★

買い物や、さんぽで外に出たときは絶好のチャンス!建物や人、植物へと眼を大きく動かすことは見る力の発達を促します。

このとき、「おかあさんは今何を見ているでしょうか?」「ヒントは赤いもの!」などとクイズを出し、子どもに探してもらう遊びをするとさらによいですね。

 

f:id:stellakid01:20200722093516j:plain

ステラキッドでも・・・

ステラキッドでも、お天気の良い日にはお散歩をしたり、手遊びやボール遊びなどを一人ひとりのお子さんの特性や興味に合わせてとりいれています。

幼児期のうちに見る力を高め、これからの学習や経験に備えておきたいですね。

 

もしご興味をお持ちいただけましたら、見学・体験も随時受け付けておりますのでお気軽にお問い合わせください。

お待ちしています!

 

********************************************************************************************************

当教室では
・じっとしていられない
・こだわりが強い
・感情の調整が難しい
・人の気持ちを読むことが難しい
・お友達とのトラブルが多い
・言葉の遅れを感じる
・抽象的な表現が苦手
・発達に心配がある
・不器用
・視線が合わない
・幼稚園、保育園、小学校への就学が不安だ
などの保護者の方々・お子さんの困り感をサポートいたします。

 

自治体の助成により無料もしくは低額にて療育が受けられます。
まずは市役所/相談支援事業所/当事業所にご相談ください。
※児童発達支援事業は、放課後等デイサービス(放デイ)と同じく障害児通所支援事業に属する療育施設であり、「児発」などの略称で呼ばれる場合もあります。

 

児童発達支援事業所 STELLA KID 鶴ヶ峰教室のホームページはこちら
https://www.stellakid.com

一般社団法人KID-Gのホームページはこちら
http://www.kid-g.com/

 

住所:横浜市旭区白根5−10−1 AOKIYA BLD 1階
TEL:045-442-3097
FAX:045-442-3098

 

関連ワード:児童発達支援・放課後等デイサービス・療育・療育センター・通級教室・特別支援教育総合支援センター・小学校が不安・勉強が苦手・運動神経が悪い・保育園・幼稚園・障害・発達障害自閉症スペクトラムASD注意欠陥多動性障害ADHD学習障害・LD・知的障害・グレーゾーン・視線が合わない・先の見通しがないと不安・視覚優位・聴覚優位・感覚過敏・距離が近い・いきしぶり・気持ちが読めない・表情が読めない・空気が読めない・不器用・体幹が弱い・筆圧が弱い・言葉のキャチボール・マイペース・好きなことだけ話す・語彙が少ない・言葉の遅れ・勝ち負けにこだわる・一番じゃないとだめ・癇癪・感情の調整・クールダウン・アンガーマネジメント・こだわり・友達ができない・チック・おねしょ・偏食・暴力・手が出る・おちつきがない・座っていられない・話を聞けない・忘れ物が多い・儀式的な行動・声の大きさ・個別支援級・特別支援級・自傷