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STELLA KID(ステラキッド)【体験・利用受付中】言われたことをすぐ忘れてしまう

こんにちは。
児童発達支援事業所 STELLA KID(ステラキッド)鶴ヶ峰教室 木内です。

今回は「言われたことをすぐ忘れてしまう」お子さんのお悩みについてお話させて頂ければと思います。

すぐに忘れてしまう

例えばご飯食べた後に片付けをしてほしいとき、

「ご飯を食べ終わったらお片付けしてね」


と伝えてみても、食べたら片付けのことをすっかり忘れて、そのまま遊びだしてしまう。

それを見て「さっき食べ終わったら片付けしてねって言ったでしょ」となってしまっていませんか?

もしかしたら、その言葉がお子さんには理解できない伝え方になっている可能性があります。

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ワーキングメモリが原因かも?

ワーキングメモリは脳の働きの一つで
同時に別のことをしながら情報を脳に留める能力を担っています。

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このワーキングメモリ大きさは人によって異なります
人によっては4つの情報を頭に留めておける人もいれば、
2つや1つの人もいます。

例えば先ほどの

「ご飯を食べ終わったらお片付けしてね」


という言葉には

 

「ご飯を食べる」「片付ける」

 

という二つの指示が含まれています。

もしお子さんのワーキングメモリが1つ分の大きさだった場合、

 

 

「ご飯を食べる」「片付ける」 

 

という形に情報が処理されて、
お子さんには「食べなさい」の指示だけが
伝わっていたり
指示が多すぎてお子さんの中で「もうわかんない!」
となってしまっている可能性があります。

どうしたらいいの?

【一つずつ伝えていきましょう】
①「ご飯を食べてね」と伝える。
②お子さんがご飯を食べ終わる。
③「食器を片付けてね」と伝える。
④お子さんが食器を片付ける。

言葉を伝えようとするときには、
まずお子さんがこちらの話を聞く態勢になっているかも大切なことです。

名前を呼んで、肩をトントンして、目を合わせて
こちらの言葉をお子さんがしっかり聞ける態勢になってから
伝えていきましょう。

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おわりに


他にもお子さんにとって「○○をしない~」という言葉であったり、
「ちゃんと」等の曖昧な(人によって受け取り方が違う)言葉は、
お子さんにとって伝わりづらい言葉になっていることがあります。

お子さんによっては耳から入る情報の処理苦手だけど、
目から入る情報の処理得意、ということもあります。

そのあたりについてもまた別の機会にお話しさせて頂ければと思います。

 

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当教室では
・じっとしていられない
・こだわりが強い
・感情の調整が難しい
・人の気持ちを読むことが難しい
・お友達とのトラブルが多い
・言葉の遅れを感じる
・抽象的な表現が苦手
・発達に心配がある
・不器用
・視線が合わない
・幼稚園、保育園、小学校への就学が不安だ
などの保護者の方々・お子さんの困り感をサポートいたします。

 

自治体の助成により無料もしくは低額にて療育が受けられます。
まずは市役所/相談支援事業所/当事業所にご相談ください。
※児童発達支援事業は、放課後等デイサービス(放デイ)と同じく障害児通所支援事業に属する療育施設であり、「児発」などの略称で呼ばれる場合もあります。

 

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